毎年開催されている、にいがた女性会議の皆さんとの懇談会に出席し、冒頭にこれから取り組んでいきたいことについての発表や、女性政策について分野別の課題について意見交換を行いました。懇談内容としては、第4次新潟市男女共同参画行動計画について、審議会のあり方、ジェンダー平等の視点に立った女性の貧困化や子どもの権利条約について、新潟市議会が取り組みを進めてきたこと。働く場における課題については、非正規労働者の割合が圧倒的に女性が多数を占めるため、賃金格差の問題。また、性の多様性への理解では、トイレマークを利用しやすい様に変更し意識改革が必要であることや、養育費受け取り支援施策として市でも取り組みができることなどについてでした。
私は、最近新聞報道等でも目にする機会が増えている自殺者の増加、特に女性や若い世代の自死が増加していることについて、内閣府の男女共同参画局の調査結果よると、女性の自殺者は昨年6月から増え始め、7月には全ての年代で増加し、10月が非常に高く自殺者数は879人、男性は1,320人。前年同月比で比べた場合の増加率は女性は83%、男性は20%で女性の増加率が非常に高く、自殺者の割合も無職者が多いこと。
また、子育て世帯の家族と過ごす時間の変化と「子育てのしやすさ満足度」の変化に対する調査では、女性の場合は家族と過ごす時間が増加している世帯が子育てのしやすさと、生活全体の満足度において低下幅が男性よりも大きく示されていることなど、コロナ禍において女性の貧困や困難といった問題が改めて浮き彫りになっている状況について伝えさせて頂きました。Withコロナのなかで安心して生活を送るためには、私達議員が現場の声を聞かせいただき、政策へと繋げていくために果たす役割は非常に大きいことを感じています。引き続き、様々な立場の方達と繋がらせていただき、支援へ繋げるため取り組みを進めて参ります。
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